こんにちは!
心臓センター所属、感染管理認定看護師です。
今回は「コロナを経て、当院での感染対策への取り組み」についてお話したいと思います。
2020年1月に国内で初めてコロナウイルスの感染者が確認されました。
当院でもクラスターを防止するためにCOVID-19患者の感染対応をしながら通常の看護ケアを継続できるように奮闘しました。
現在、5年が経過し、コロナは5類に移行し感染対策も以前と変化した部分も多くありますが、基本的な感染対策の手指衛生と標準予防策の徹底は変わりありません。
今年から当院では、毎週金曜日に「感染患者隔離ラウンド」を開始し、菌の検出場所、現在の患者の状態、陰性確認の有無や隔離解除の判断をICTで協議し、ラウンドを行っています。
リンクナースだけでなく、病院全体で隔離患者の把握を行い隔離解除に至るまでマニュアルを確認しながら進めています。
コロナ患者が発生した際にも、部署やリンクナースだけなく今年からICTでも感染対策の実施の評価や隔離解除まで把握できるようにチームで取り組み、院内の感染対策がより充実したものになれるように継続していきたいと思います。
