教育企画室
自分も相手も大切にする、いつ誰にでも温かい言葉かけと、心・手の温もりをさしのべて寄り添える看護師を育成したい・・・
教育を専任とする師長とスタッフをはじめ、病棟兼務で教育企画室に携わる臨床教育担当師長、副師長や主任、看護部クラークなど、“教育”に自ら励み楽しむ仲間が集い、それぞれの役割に従事しています。

私たち新卒者教育に携わる支援体制は、看護の目的・役割・機能を軸に看護教育をおこなっています。看護とは何か、一人ひとりの患者さんの個別に親身に寄り添うことの大切さを語り、また、専門職業人してのプロ意識をもち、知識と技術、態度、倫理観を兼ね備えて一人の 看護師として看護が提供できるよう教育支援をおこなっています。
その日関わった、あるいは受け持った患者さんの、今日、その時の症状や言動など同じ場面は 二度とありません。
その日、その時々の患者さん・ご家族との関わりから、直接、意図的に学びながら看護師としての貴重な経験を積みあげてほしいと願っています。
私たちの教育観は、新卒看護師にも伝わっていると確信しています。
常に、一人ひとりの成長を見守り続けています。
サポート体制
新卒看護師支援
◆ベッドサイド支援
要望に応じて、演習室での個別技術トレーニング支援やベッドサイドでの実践支援をおこなっています。
<内容>
「研修や先輩から教えてもらったけど自信がない」、「観察点や看護問題がうまくつかめない」など教育支援の目的・目標に則って、個別の悩みや課題にも対応しています。また、基礎教育から臨床教育へのシフト、「わかる」から「できる」となるよう対象者の学びへの支援をおこなっています。
◆精神的支援
新卒看護師をはじめ、看護師3年目までを対象に企画室面談を行っています。
新卒看護師は3回/年、2~3年目看護師は2回/年におこなっています。また、面談以外にもヘルプメール制度があり、いつでもSOSを発信できるようになっています。
スキルアップ
- 学会・研修会への参加
「参加してみたい!」「聴いてみたい!」という学会や研修会に年1回参加できます。
交通費、参加費は病院が補助してくれるので、活用してくださいね。 - 学会発表者に対する奨励金
学会発表者には、病院から交通費、参加費はもちろん、学術手当も支給されます。
研究の成果を発表し、看護に反映させることでモチベーションのアップに繋がります。
復職支援(インターンシップ)
「現場の雰囲気を確かめたい!」「もっと詳しく知りたい!」という方にはインターンシップがおすすめです。
スペシャリスト
- 認定看護管理者研修への派遣
看護協会によるファーストレベル、セカンドレベルの受講を推奨しています。
受講してきた学びをスタッフに還元できるよう日々取り組んでいます。 - 専門看護師(CNS)・認定看護師(CN)の資格取得支援
勤続5年以上で、希望する領域での経験がある場合は専門看護師・認定看護師の資格が目指せます。
ステップアップできる環境が整っています。
<専門領域で活躍する看護師>
在職中に資格を取得し、当院で活躍しています。
(詳しくはこちら)
●急性・重症患者看護専門看護師(Critical Care Nursing)
●慢性疾患看護専門看護師(Chronic Care Nursing)
●集中ケア認定看護師(Intensive Care)
●感染管理認定看護師(Infection Control)
●慢性心不全看護認定看護師(Chronic Heart Failure Nursing)
●摂食嚥下障害看護認定看護師(Dysphagia Nursing)
●クリティカルケア認定看護師(Critical Care)
●救急看護認定看護師(Emergency Nursing)