こんにちは、4階病棟看護師です。
先日、患者さまとの会話の中ですごく心温まるお話を聞かせてもらったのでブログで皆さんに共有させていただきます。
弁置換の手術を受けられた患者さまですが、義理の母と夫を数年前に在宅で看取られました。
その際に訪問医や看護師、介護士の皆に支えられたので、何か自分に出来る事を返せたらと現在、介護職として働かれています。
『今回、自身も大きな手術を乗り越えれたのは医師や看護師、家族が支えてくれたからよ、本当にありがとう!』と、とても素敵な笑顔で話をして下さいました。
また、『今ゆっくり自分と向き合える時期まで病気が待っていてくれたのかなと。きっと自分がした事はいつか自分に回ってくるから頑張るのよ』と話をして下さいました。
私が勤務中に咳をした事があったのですが、『大丈夫?しんどいでしょ』と私よりしんどいはずの患者さまが気遣って声を掛けてくれたこと、とても嬉しかったです。
コロナが流行っている中で自分自身、咳をすることで不安に思う人がいるかと申し分けない気持ちでいた所に話し掛けてくれたこと、心配してくれている気持ちが伝わりすごく温かい気持ちになりました。
何か人の役に立てる事が出来たら、白衣の天使を志した看護師という仕事。
患者さまとの関わりの中で初心を思い出しました。
患者さまの気持ちに寄り添った看護が出来る様、毎日精進していきたいと改めて強く思いました。