こんにちは、ER/OR看護師です。
去る7月17日から19日に、関西万博開催中の熱気高まる大阪でCVIT(日本心血管インターベンション治療学会)が開催されました。
光栄にも当院が症例のライブ配信元の会場となり、私も看護師として微力ながら携わることができました。
英語での質問・応答をインカムで拝聴しながら、病院内外の医師たちがどのような考えや戦略をもってカテーテル治療を展開しているのかをその場で知ることができ、大変貴重な経験となりました。
ライブの前日、患者様のもとへカテーテル前訪問をした際、「そんな大きな学会なんですね。僕の心臓の血管のことで、未来の皆さんに貢献できるなら、こんなにありがたいことはないですよ。どうぞよろしくお願いいたします。」と話して下さいました。
どんな医療も、こうやって医療に対し前向きに捉え、医療者の未来を見て下さっている患者様の存在によって発展しているのだということを忘れてはなりません。
写真は、ライブ中とライブ配信前に中継の準備をしているカテ室中央の写真です。
いつもと違う雰囲気に少し緊張しながらも、新卒1年目の看護師も含めて、皆でやり遂げることができました。
今回のCVITで発表された論文の内容や、実際に症例中に交わされた会話の内容を深めて、今後も心臓カテーテル看護を充実させるべく、部署の皆で頑張っていこうと思います。

