こんにちは、3階病棟主任です。
前回のブログでお話した患者さまについてのその後をお話します。
転院から1か月ほど経過したある日、師長に呼ばれた私。
「私、何かしたかな」と思いつつ師長に声をかけると「脳梗塞になった患者さん、リハビリして元気に帰ったよ。あなたに手紙とプレゼントを持ってきてくれたよ」と聞きました。
後遺症なく元気に退院されたこと、数時間しか関わりがなかった私のことを覚えてくださっていたこと、わざわざ来院し手紙と心遣いを持ってきてくださったこと、とても嬉しく胸が熱くなりました。
「あの日、異常にすぐ気付き速やかに対応することができて本当によかった」と安堵と喜びを感じることができました。
また、その時嬉しかったと同時に看護師としての責任の重さに怖さも感じたことを覚えています。
そんな経験から異常の早期発見や急変対応のスキル・知識を身につける大切さを実感しました。
特に急変対応は私たちの一挙一動、一分一秒で患者さまのその時だけではなくその後の人生も大きく左右する可能性があります。
そんな時に迅速な対応ができる看護師になれるように日々精進していきます。
熱く語りましたが「やりがいを感じる仕事ですね」ってことをお話したかったのが一番です。
当院でお会いできる機会があればみなさんのいい看護、いい経験や学びも聞きたいなと思います。