こんにちは。
3階病棟主任です。
私自身、急性期病棟で働くにあたって、急変対応・異常の早期発見は看護師としての責務である!というちょっと勢い強めの看護観があるのですが、なぜ私がそのように思うようになったのかを今回、お話したいと思います。
当時、3年目の私は夜勤で心臓カテーテル治療当日の患者さまを受け持っていました。
「こんばんは。担当です。お変わりないですか?」と声をかけると「かわいあいません(変わりありません)」となんだか呂律が回っていない状況。
心臓カテーテル治療当日であったということもあり、脳梗塞を疑いすぐに医師へ報告。
結果、急性の脳梗塞を発症しており、すぐに脳神経外科病院に転院となりました。
転院直前「すぐに異変に気付いてくれてありがとう。治療してもらってくるね」と私の手を握ってくれた患者さまのお顔は不安と緊張がうかがえました。
長くなるので、次回のブログで転院された後のことをお話させていただきます。