こんにちは。
私は、当院に入職し5年目になります。
以前の病院では、がん看護をメインに緩和医療に携わっており、やりがいを感じていました。
そして、当院でも緩和領域で力を発揮したいと思い、昨年から緩和ケア委員会の一員となりました。
そして、委員会活動をする中で色んな学びや、経験をすることができています。
そんな学びや経験を活かし、今回、「ミダゾラムによる間欠的鎮静が症状緩和と心不全治療の両面に奏功し、終末期心不全に伴う呼吸困難感の改善に寄与した1例」について学会発表をさせていただきました。
心不全患者の多くは呼吸困難感が強く、それが耐え難い苦痛へ繋がりQOLの低下を招きます。
今回の発表から、終末期であっても「その人らしい生活とは何か」を考え本人の思いに耳を傾け、また家族に情報を得て、入院中でも「その人らしさ」が実現できるように支援介入していくことの大切さを学びました。
発表自体はとても緊張し凄く大変でしたが、色々な方に支えられながら終えることができ、感謝でいっぱいです。
今回の学びから、自部署の緩和ケアが少しでも向上できるように還元し、頑張っていきたいと思います!!