リソースナース会

当院では専門看護師1名、認定看護師5名が在籍しリソースナースとして活躍しています。
リソースナース会では、臨床現場の現状分析を行い、スタッフの実践に繋がる勉強会の開催や教育、指導を行なっています。
異なる分野の認定看護師が協働する事で、お互いの士気を高め合い、看護の質向上が図れるよう活動しています。

これまでの主な活動
・ NPPV研修(マスクフィッティングやスキントラブルをテーマに)
・ ランチタイムセミナー
・ よつばだより(認定看護師だより)

~学びほぐし~ リソースナース紹介

● 集中ケア認定看護師

クリティカルケア領域では生命の危機的状況にある患者様の重症化を回避し、二次的合併症予防や早期回復への看護介入が必要です。

救急看護認定看護師

当院の救急初療室では緊急手術・カテーテルを受ける患者さんが安全・安楽に治療を受け入れられるように限られた時間の中で救急看護を提供しています。

● 慢性心不全看護認定看護師

心不全は増悪と寛解を繰り返し、だんだんと悪くなり命を縮める病気と言われています。入院を回避し、できる限り住み慣れた地域や自宅で暮らす事ができるよう、一人一人の患者さんの生活を理解し、患者さんが生活と折り合いをつけながら病気と上手く付き合い、疾患管理ができるように病棟看護師として支援しております。

家族看護支援チーム

これまでは各部署で家族看護のチームを作り活動を行ってきていましたが、2015年より家族看護に興味がある人が各部署から集まり家族看護支援チームを発足しました。
1回/月の症例検討会で日頃の家族支援を振り返りながら勉強をしています。
患者さんが入院することになると家族も患者同様に不安が募り、また日常生活の支障を余儀なくされます。患者家族に『大切な家族をこの病院に入院させて良かった』と思ってもらえるように、これからもチーム皆で家族支援に力を入れて日々取り組んでいきたいと思います。

栄養コアメンバーチーム

2015年から多職種による栄養回診が開始されたことを受け、リンクナースとして2016年に栄養コアメンバー会を発足しました。
当院では循環器疾患を抱えた高齢患者さんが多く、急性期から回復期に至るすべての過程で、栄養状態に問題を抱えている場合が少なくありません。また、治療やリハビリと並行した栄養管理は患者さんの回復にとても重要であると共に、栄養管理の実践には看護師が重要な位置づけとなっています。部署内で看護師が質の高い栄養管理が実践できるよう、栄養コアメンバーが部署内で活動を行っています。

オーラルマネジメントチーム

2015年12月にオーラルマネジメントチームが発足。「口腔ケアが業務的になっていない?」「口腔ケアって単にお口の中をきれいにするだけでいいの?いつでも食べられる口であってほしい」と日々の口腔ケアのあり方に疑問に抱いていたスタッフが集結!誤嚥性肺炎の予防はもちろん、いつまでもその人の「食べる」、「話す」ができることを大切にしたい、支えたいと各部署チームメンバーを中心に取り組んでいます。現在は、他職種交えて摂食・嚥下への取り組みもおこなっています。

緩和ケアチーム

緩和ケアチームの活動として、毎週火曜日の16時から医師やコメディカルと一緒に緩和回診を実施しています。回診前にチーム内で意見交換を行い、患者さんやご家族にとっての最善は何か検討しています。また、月1回のカンファレンス時に、チーム活動の運営方法の検討、勉強会の開催をして、チームを盛り上げていきたいと思っています!!!

災害看護チーム

2016年より災害看護に興味関心をもつメンバーで災害看護チームを発足。「災害時、病院で働く看護師として何ができるのか?災害を想定した看護上の備えとは何か?」と平時の災害への備えを意識し、各部署メンバーが中心となり防災に関する3分間シミュレーションを実施しています。また、年2回の院内防災訓練への参画と啓蒙活動をおこない、忘れた頃にやってくる災害に対応できるよう取り組んでいます。

呼吸コアメンバーチーム

2017年にCCUが立ち上がり、ICU以外での人工呼吸器管理症例の増加をきっかけに多職種による呼吸ケアラウンドが開始となりました。それに併せて、呼吸ケア・管理を行う看護師の知識・技術の向上のため2018年7月に呼吸コアメンバー会が発足となりました。看護師が呼吸ケア・管理を行うには人工呼吸に関する知識のみならず、呼吸のフィジカルアセスメントや酸素療法、肺理学療法など様々な知識や心不全症例に対するNPPV管理の知識も求められます。臨床で抱える呼吸ケアの課題に対して勉強会や実践指導、教育研修にも取り組んできました。呼吸コアメンバーが自信を持ってそれぞれの役割発揮ができ、より質の高い呼吸管理の提供ができるよう取り組んでいます。

心不全コアチーム

2021年に慢性心不全認定看護師の実践活動からチーム会が発足しました。心不全の憎悪と寛解を繰り返し、終末期を迎えることとなる病みの軌跡に対し、その人らしく過ごせるよう最善のケアを提供することを目的としています。患者さんの生活背景、人生の軌跡を尊重しつつ、心不全指導や生活支援を実施しています。心不全看護の質向上、そして医療チームでの介入を目指して取り組んでいます。

ACLSチーム

2013年の救急救命士(EMT)の採用を機に、 BLS・ACLS 研修のトレーナーとして参画し、救急看護認定看護師とEMTを軸に、各部署から看護師を選出しACLSチーム会を発足。当院の専門性をふまえ、心臓イベントによる急変、異常の早期発見の質向上とスキル維持に向けてはもちろんのこと、「昼夜問わず迅速な急変対応で救命する」をモットーにBLS・ACLSの部署内トレーニングをおこなっています。年1回評価会を設定し、トレーニングの成果を確認しながら、実践力向上に向けて日々活動しています。