こんにちは、ICU看護師です。
今年ICUでは「急変対応力強化」のために、隔月部署会でACLSや再開胸など、シミュレーションチームがテーマを決めてシミュレーションを実施予定としています。
5月は、ACLSシミュレーションを実施しました。
シミュレーションには、実際の患者さまでは行えない実践力の【評価】、そして、想定した状況下で繰り返し学ぶ【学習】の2つの側面があります。
今回行ったシミュレーションは、【学習】で、トライ&エラーを繰り返しながら、ACLSアルゴリズムの理解と対応能力の強化へと繋げてほしいと考えて企画しました。
シミュレーションに参加した経験の浅いメンバーは、シミュレーション前に出来なかったらどうしよう?この時どうするのかな?と少し不安な様子も見られていましたが、本番シミュレーションでは、出来ていた場面も多くあり周りの参加者からも沢山の承認をもらっていました。
シミュレーションは、【出来た】【出来なかった】ではなく、出来ていなかった部分をどのように次に繋げていくかが重要で、その為のシミュレーションであると思います。
今後も、シミュレーションを繰り返し行い、質の高いACLSができるようにICU全員で取り組んでいきたいと思います。
シミュレーション中の、雰囲気もとてもよくやりやすかった・・・と、実施者からのお言葉もありました。
これからも場作りを大切にトレーニングに取り組んでいきたいと思います。
