こんにちは。
4階病棟 消化器チーム です。
今回は、消化器チームについてお伝えします。
癌と告知された患者さまは、告知によるショックや絶望、化学療法の副作用による身体・精神的に危機的状況に陥る方も居ます。
また、ストマを造設された方はボディーイメージや今後の生活についての不安を抱えている方は多いです。
患者さまが抱かれている不安や辛さから、家族や周りに当たったり、自分だけで抱え込まれてしまう方が多くいます。
その時、私たち看護師は患者さま・ご家族と、患者さまがどうしたいのか・どのように生きていきたいのかを話合い、価値観や人生観など【その人らしい】生活を取り戻せるように介入を行ってきました。
そのためには、信頼関係を築いていかないといけないのですが、中々打ち解けてもらえず関係性を築くのに難渋した患者さまもいました。
最初は、話しかけても応えてもらえず落ち込む日々でした。
しかしある時、「仕事が生きがい。仕事に復帰したい」と思いを発してくれ、症状緩和をおこい環境調整を行った際には「少しはマシになった」と少しずつ思いを話してくれるようになりました。
患者さまの立場に立つと言うことは本当に難しい事ですが、私たち看護師が諦めずに患者さまに寄り添い続けることで、信頼関係が築けていくのだと学びました。
これからもみんなで日々話し合いを重ね【その人らしい】人生を送ってもらえるように看護を行っていきます。
令和4年度は5つの専門チームで各チーム取り組んできました。
今年度はどんなチームが活躍するかは分かりませんが、自分がやりたい看護に取り組めるように頑張っていきたいと思います。

