こんにちは、ER/OR看護師です。
私は手術室で働いていますが、汗をかくことがあまりありません。
なぜならば、手術室は様々な理由で冷房が1年中ついているからです。
空調管理を行うことで感染リスクを防ぐことや環境を整えることでスムーズな手術進行を行えるなど、患者様にとって大切な役割を果たしています。
暑い夏の日には出勤すると涼しいと感じますが、冬は寒く凍えることも多いです。
実際、手術を受けられる患者様は全身麻酔下だと「暑い・寒い」など訴えることが出来ません。
そのため、体温管理も我々の仕事になります。
事前に寒がりなのか暑がりなのかということを聞いたり、掛け物を温かくしておくなどの準備を行います。
また、術中は体温計を装着して適宜体温調節を行えるようにウォーマーと呼ばれる温風式加温装置を使用するなどして対応しています。
患者様が話せない環境になるからこそ、我々ができる最大限のことが行えるように日々チームで取り組んでいます。
暑い日が続くため、かき氷のおいしさが身にしみる日々ですが、声を出せない患者様のためにより良い看護が提供できるように努力していきたいと思います。
